2014-01-28

お水をたくさん飲む〜良いこといろいろ

このまえ、大学院の恩師とお茶をしました。先生は、テーマを発散させながらいつまででもお話ができちゃう気さくな方。長々とお話をしたらご迷惑だよな〜と思いつつ、研究の話やうわさ話に興じた私。

そんな中で(唐突ではありますが)ノロウイルスやインフルエンザなどのウィルスからどうやって身を守るか、というテーマが浮上しました。「予防っていってもね〜。やっぱり手をしっかり洗うしかないんですかねぇ〜」という私に彼は、

「お水でもお茶でもなんでもよいから、ひっきりなしに飲み続けることがいいらしいよ」

と教えてくれました。

以前から、のどを潤しておくことが風邪予防に良いという話は聞いていました。ウィルスは、うがいでは届きづらい喉の奥のほうに張り付く(?)らしく、それを「ごっくん」するときに洗い流すことができるとか、そういう話だったと思います。

そこで、水分をとることはウィルス予防に良いのであろうか?ということを軽く調べてみました。結果は予想どおりではありましたが、効くらしいですです。

簡単でわかりやすい説明が、2014年1月放送の「ためしてガッテン」という番組記事にあったので引用しておきます。「風邪インフルよさらば 体の中から改造!計画」という特集のものです。

私たちの体の中にウイルスや細菌が侵入したとき、細胞内へ侵入するのを防いでくれる大切な防御システムが、線毛細胞です。

線毛細胞は、鼻や喉だけでなく、肺に至る気管支の内側にびっしりと生えています。

線毛細胞が元気なときは、体内に侵入したウイルスを粘液でくるみ、痰(たん)として体外へ出したり、胃の中へ運んで胃液で殺したりすることで、体をウイルスから守ってくれます。ところが、線毛細胞の動きが鈍くなると、ウイルスが線毛の下にある細胞内へ侵入し、一気に増殖してしまうのです。

じつは、線毛は乾燥すると元気よく動くのに必要な粘液が失われるため、十分に働けなくなってしまいます。ところが、体内に水分が取り込まれると、線毛細胞の下から水分が粘液として出てくるので、再び活発に動けるようになるのです。しかも、肺や鼻の奥など、体全体の線毛を潤すことができるのは、水を口から飲んだときだけ。
冬は夏に比べて、喉の渇きを感じにくくなるため、水分をとらなくなりがちです。線毛を元気にするには、1日あたり2.5リットルの水分補給が理想です。3度の食事で1リットルの水分をとれるので、1.5リットル分の水を飲む必要があります。

“水を飲む!”それだけで風邪をひきにくい体に変身!

ふむふむ。なるほど。繊毛細胞。

ところで私は、こうした「繊毛細胞」情報を知る前から、水分はよく取るほうでした。お水をたくさん飲むことは、美容や健康に良いというのはよく言われる話ですし、そもそも喉が渇いた状態が嫌いだし。ということで、お湯を入れたTHERMOS 真空断熱ケータイマグを持ち歩き、いつでもどこでもそれを飲んでいます。そういえばここ数年、風邪を引きにくくなくなったような気もするな。

私が水分をたくさんとる理由は次の5つ。

  • 便秘解消に効果があるらしい
  • お肌に良いらしい
  • 口臭予防に良いらしい
  • 風邪予防に良いらしい
  • 酒の飲み過ぎを帳消しにできるから(←自分でそう思っているだけ)

効果のほどは、実は、「よくわからない」というのが本音なのですが、きっと飲まないより飲んでいる今のほうが良い状態なんだろうと信じています。

ちなみに、聖マリアンナ医科大学病院腎臓高血圧内科助教の今井直彦さんによれば、一日に摂取する水の量は1〜1.5リットルで良いそうです(医師が忠告「本当に必要な水の飲み方」とは

体からは常に水分が失われています。尿や便だけでなく、呼吸や皮膚からも水は失われていきます。一方で、入ってくる水分は、水として口から飲む他に、食物に含まれる水分や体内で産生される水分があります。意外と忘れがちなのが、この、食事に含まれている水分です。

 こうしたことを考えると、1日に2リットル飲む必要はありません。私は1日1~1.5リットル飲むことを勧めています。

 たまたま0.5リットルしか飲まない日があったとしても問題はありません。腎臓は賢い臓器で、水を飲まなかったときはその水を保持するように、そして水を飲み過ぎたときにはその水を排泄するように働きます。きちんと食べている人であれば、たとえ1日に6リットルの水を飲んだとしても不必要な分は体から排泄されます。

また、2リットル程度の水を飲んだところでむくんでしまうということはないそうです。

健康な人であれば、腎臓の働きにより不要な水分は体外へ排泄されます。ですから2リットル程度の水を飲んだからといって、それが原因でむくむことはありません。

一時期は「うぉー、水飲むぞ〜」とか気合いを入れて「コントレックス」などを購入して飲んでいましたが続かず・・・。最近は、

  • 常温以上の温度の水を飲む
  • いつ飲むかは気にしない
  • どんな水(硬水か、軟水か)であるかは気にしない
  • カフェインが入っていないお茶は、水を飲んだと考えて良しとしよう

というゆる〜い決まりにして続けています。結果、毎日なんとなく2リットルくらいは摂取しているんじゃないかなぁ。

なんのことはない健康習慣ではありますが、お金がかかるものでもないし、続けていこうと思っています。ごくごく。

2014-01-18

犬は吐く(2) - 朝起きたらそこはオゲーの海だった


犬は本当によく吐きます。

犬はよく嘔吐する動物とのことですが、それでも心配です。ちなみに、下記の場合の嘔吐は、犬の健康を維持するための自然なものであることも多いようです。
・草を食べた
・餌の食べ過ぎや早食い
・恐怖や興奮、同様などの感情のたかぶり
・乗り物酔い
犬の嘔吐と原因 〜嘔吐は病気のしるし?〜』より転載
以前のエントリー『犬はよく吐く』にも書きましたが、ライチは吐く直前に苦しそうにするので、一緒にいるときであれば「来る!」と準備することができます。しかし、至近距離でも気づくことができないことがあるものです。それは・・・、寝ているとき。

数日前の早朝、異音がしたので目を覚ました私。目をこらしてみると、ベッドの端っこで「うくぅ、くぅぅ」という音をだしながら苦しんでいるライチがいました。ああ、もう来る!(=吐く)と思ったので手でお椀をつくってスタンバイ・・・したものの、なんとか持ちこたえた!吐いてもいいんだよ、我慢しなくてもいいんだよ、でも後でにしようね、私眠いの・・・だから

さあ、もう一度寝よう・・・と、再び横になったら、

くさい。すごくくさい。

こいつ〜、体が小さい割にゲップ臭いよ・・・オナラも臭いし・・・と苦々しく思いながら寝返りを打ったらそこは

おゲロの海。

すでに枕の上に思いっきり吐いていました。

うわああああ!と跳ね起きて枕カバーやらシーツやら、髪の毛(私の)を水洗いし、ライチの状態を確認し(ライチの毛におゲロ被害はなかった。しかも、苦しそうでもない)、洗濯機をまわし・・・としているうちに、普通に起きる時間になってしまいました。もうそのころにはぐったり。

本当は、おゲロ内容を確認しなければならないのに、寝ぼけていて焦っていて、すっかり忘れていました。普通のごはんでは吐かない内容物だったと思うのですが、全く見ていなかった。いくらびっくりしたからといって、ちょっと反省です。

以前のエントリーでこんなことを書いていたけど、この嘘、真っ赤すぎる。
吐いたり、下痢をしたり、元気がない、くらいの出来事でも、日常にしてしまってはならないのだ!と、人間のおかあさんとして気を引き締めた今日の私でした。
おゲロの海の前に、私など本当にちっぽけな存在だよな・・・と遠い目をしたのですが、そうじゃなくて本当は病院に連れて行くだったよ。

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