2014-03-11

ビタワンのワンコが気になっています〜商品のレビューではないビタワンの話

ニッポンのロングセラー考より転載

愛犬の栄養食、といえばビタワン。

ライチにあげたことはありませんが、長らく「犬のごはんといえばビタワン」というイメージを持っていました。

ビタワンというのは商品名であり、キャラクターワンコのお名前でもあります。
この子かわいいよな〜と、首都高でこの(↓)看板をみるたびに思っていました。


ひぃとドドド、ウウウより転載

この子の誕生は、1960年のこと。
一度は引退を余儀なくされたこともあったそうですが、すぐに復活。50年超の長きにわたり、人気マスコットとして現役で活躍しています。ビタワン50周年の2010年には大幅リニューアルも果たしたそうです。

ニッポンのロングセラー考より。既にカワイイ。

ビタワン 8kg 8kg・・・でかい。

ビタワン君の誕生にあたっては、こんなエピソードが↓。
商品の発売にあたってパッケージデザインを重要視した大津は、外部の有名デザイナー数人にキャラクター製作を依頼した。だが、完成したデザイン案に大津はなかなかウンと言わない。やっとOK を出したのは、それほど注目せずにいた小さな広告会社のデザインだった。モチーフは、どこにでもいそうなミックス犬。柔らかなタッチで描かれた表情は、犬というよりどこか人間っぽくもある。眉毛と睫毛が描かれているせいだろう。反面、ヨダレを垂らしているところはいかにも犬らしい。この個性的なデザインを、日本ペットフードの宣伝係がパッケージデザインとして完成させた。(ニッポンのロングセラー考より)
そういえば、眉毛あるわ。気がつかなかった。

ビタワンの発売は、1960年の4月。
当時、日本の飼育頭数は400万頭。潜在市場は大きかったものの「ドッグフード」という概念自体が浸透しておらず、まずは消費者の啓蒙からはじめなければならなかったようです。大変だったでしょうね〜〜。今は今で、ライバルが多くて大変でしょうが。

ビタワン君もPR活動のために全国を飛び回っているようですFacebookのページも持っているんだそうな。がんばれ。



いろいろなところで活躍しているビタワン君ですが、活動範囲が広がれば広がるほどキャラクターのイラストレーションが雑になっているような気がするのは私だけでしょうか・・。キャラクターの利用に対する縛りをもう少しキツ目にして、イメージを統一していただきたい。当初の、なにやら繊細さを感じさせるイラストを、ずっと維持してほしい。と、ビタワン君を密かに愛する私は思うのです。







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