スタイル:スピード読み
★★★★☆(3.5くらい)
「人を助ける」ということを、学問として解説。さらに、よりよい「支援」をする側、される側の両サイドから、シャイン博士の体験もまじえてエッセイ風にひもといています。
内容は本当に良い。これも読んで良かったなぁと思った本。
しかしながら、amazon reviewにも散見されるように、とにかく読みにくい。
記述がやわらかいので、さらりと読んでも理解はできるのですが、イザ、まとめてみよう(マインドマップ化)と思うとこれが困難でびっくりしました。ということで、私の評価は3.5くらいです。
「私は人を助けることがすきなので、そういう仕事がしたい」という人について、発言主にもよるのですが、時にすごく違和感を覚えていた私は、「ワンアップ」「ワンダウン」という考え方のところを読んで「なるほどね~」と思ってしまいました。
支援者になるときには、まず立ち位置を同じところにもっていく努力をしなければならないなぁと思いました。難しいんだけどね。特に自分に自信がないときは、「支援している私」を大きく見せがちだから・・・。
人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則 金井壽宏 英治出版 2009-08-08 売り上げランキング : 1724 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |