以前はお洋服を畳んで片付けるというのが好きではなかった私でしたが、現在は嫌いではない家事のひとつとなっています。
きっちり畳むことができるととてもすっきりしますし、片付けられたクローゼットを見るのはとても気持ちよいです。
しかしながら、きっちり畳んだつもりでも崩れちゃったりして、どうしてプロ(ショップの店員さんなど)とは違うんだろ?とずーっと思っていました。それほど不器用ではないはずなのに私・・・。
そんなモヤっとした思いを抱えていた私にひとつの答えをくれたのが、片付け界の若き巨匠(?)のこんまりさん=近藤真理恵さんでした。こんまりさんは片付け界(?)では超有名な方で、著書である『人生がときめく片づけの魔法』も「片付け」というキーワードで検索するとすぐに発見できてしまう超有名本です。
すごく評判の良い本ですが、片付けに「ときめく」とか「人生が変わる」などの文言にちょっと引いてしまって、手にとったことはありませんでした。彼女の考えに触れたのは、たまたまつけていたテレビを通じてのことです。
彼女の考え方や実際の方法論は書籍に詳しいでしょうし、Web上にもまとめの記事が多く出ていますのでそちらをご覧いただくとして、とにかく目から鱗が落ちたのが、「(畳みの)ゴールは洋服が自立すること」ということでした。私の畳んだものが「だらりーん」となってしまうのは、お洋服にピシっとさせることができないからなんだ!と感動。
お洋服を引き出しなどにしまうときに私は、袖を洋服の内側にいれた後に半分に折り、長方形っぽくなったところでクルクルとまるめて並べるという方法を使っていました。このやり方だとお洋服を重ねずに収納することになるので、見つけるのが簡単という利点がある一方で、収納スペースが余っているときに「ぐちゃっ」となってしまう問題点もありました。
この問題をも解決してくれたのが、こんまりさんのやり方です。ちなみにTシャツなどの畳み方は、以下のとおり。
- 手のひらをアイロンのように使い『しわ』を伸ばし、後ろ身ごろが中に入るよう内側に折る。
- 反対側も同様にそでが内側に入るようにたたむ。※きれいな長方形になるようなイメージで!
- えり元をもってすその方へ半分に折る。※その際、ちょうど半分に折るのではなく、少しすその手前で折り返すのがポイント!
- えりが中に入るよう三つ折りにする。
- 洋服が立てば正しくたためた証拠!
トレンド面白情報紹介ブログ♪ より転載だらーんとさせないための最大のポイントは①の「洋服のしわを伸ばすよう手のひらでなでる」ところと、③の「半分に折るのではなく、すその手前に端っこがくるように折る」というところ。これで洋服に「自立」を促すことができました。
いやぁ〜。どんなものでもプロの手にかかると違うんだな〜と感心しきりの私。いまだに「片付けにときめく」という言葉が怖いのですが、遅ればせながら著書に目を通して、さらに片付け上手の女を目指そうと思います。
ご参考
・人生がときめく片付けの魔法で部屋のイメチェン☆vol.2(たたみ方)
・『毎日がときめく片付けの魔法』近藤真利江(著) サンマーク出版