我が家の愛犬ライチくん。
基本は、家の中を自由に動き回れる状態です。そしておトイレも行きたいときにいく環境。夜のおやすみタイムであってもこの状態はかわらずに、いつでもおトイレにも行ける状態(つまりはお部屋での放し飼い状態)になっています。
わりとよく出来たイヌで、トイレはきっちり決めてくることが多いのですが、「おやすみタイムのおトイレ」となるとちょっと話が違ってきます。結構、失敗します。トイレシートからはずしてしまうことも少なくはありません。
それはなぜか。
育犬に従事する私の観察によれば、彼の失敗の主な原因は以下の2つ↓です。
1.きれい好きだから、よごれたシートは使いたくない。
2.若干、便秘ぎみ。
犬を飼い始めるまでは知りませんでしたが、犬は結構、きれい好きのようです。
犬には、自分が生活するスペースを大事にする習性があります。食べる、寝る、遊ぶと、勝手気ままに暮らしているようにも見えますが、その性質はあらゆる仕草に見られます。例えば、トイレでおしっこをした後、2回目に同じ場所におしっこをするのを嫌がって違う場所にしてみたり、寝るときには、人間が布団をかぶるようにちゃんと掛け布団をかけて寝たりします。(3-4 ハウスは清潔に)
イヌの気持ちがよーくわかる本-遊び好きで甘えん坊な犬の「ひみつ」を図解する 森浩治(著)、佐藤真弓(著) |
さらに、若干便秘ぎみ(?)なのか、少々、ウンチが硬い。うさぎのウンチのように小さくて硬いソレを複数個か排出します。加えて簡単には出ないようで、ワンコのウンチポーズ(これ↓)を取りながらも前進するので、結果としてバラマキ状態に。ここで大体2枚消費。
Your Pet's Elimination Habits: What's Normal and What's Not? |
なんとかしなければ!
そこで考えついたのが、何のことはない、シートをたくさん敷き詰めること。トイレの場所に変わりはないけれど、夜になるとトイレが大きくなるという仕組みです。
間違を少なくするような仕組みをつくり、犬を怒る回数を減らそうという教育方針の我が家。シートが1枚であれば失敗ですが、5枚も敷き詰めてあれば失敗のしようもなく、怒られることもないという、まさにWin-winの戦略です。
すばらしい!わたし偉い飼い主!
とはいえ、いまだに興奮するとトイレを失敗してしまうこともあるライチくん。もう少し落ち着いて100発100中で成功!となるまで精進を続けてほしい。いや、一緒にがんばろうね♡
→ライチのお仕事