実際に読了したのはずいぶん前のことなんですが、映画の試写会にご招待いただいたので関連エントリー。
仕事を終わった後は疲労コンバイなので、試写会は申し訳ないのですがスキップさせていただきましたが、ちなみに。
好きか嫌いかといえば「好きではない」本でした。読んだらさっさとブックオフしたくらいだし。しかしながら本屋大賞でしたっけ、そういった賞を受賞するのもうなづける力のある小説ではあったと思います。久しぶりに一字一句噛みしめつつ一気読みしましたから(確か一晩で)。
先生の子供が生徒に殺されて、その復習をするためにチョメチョメっていう始まりはあまりにも有名ですが、この辺でもうウンザリだわ~とか思いつつ、なんか違和感のある生徒とか先生とか、人物の言うこととかやることとか「見たくないけど指の間から見ちゃう」的に気になってドドドっと読み進み、
一気にどっかーんと来て脱力して終了。
普通に声をだして「それは止めとこうよ」と言っちゃいました。でも、このくらいしないとわかんねーだろ!とキレキレになった女性教師の気持ちもわからなくはない。
自分では認めたくない、見たくもない、自分の嫌なところとか見ちゃったような、そんなザラっとした感触の残る「告白」
好きじゃない、好きではないのですが、五感を刺激するような小説で、良くも悪くも記憶に残ってしまいました。