2012-08-03

犬は吐く

ライチのおゲーをキャッチするのも、すっかり上手になった私。

初めておゲーされたときは本当にびっくりしたのですが、今ではすっかり慣れたもの。うくぅ、くぉぉ、かぽぉ、とか、そういう普段はあまり耳にしないような音が聞こえてきたら、手をおわん型にしてキャッチの準備をします。キャッチできずにラグにおゲーされてしまうとショックが大きいので、とにかくキャッチ体制をとる!これ肝要。

ライチはおゲーをするとき、背中を向けます。やはり動物たるもの、相手に弱みを見せてはならないのでしょうか。ですのでその瞬間には、なるべくライチの犬権に配慮して、できるだけそっと「おわん」を準備します。おゲー衝動がはじまったら動くことはできないようで、逃げることはありません。

うぐぅ、くぉぉ、の音が始まった後でもなんとかこらえて、「うむっ」とかオッサン社長のような音を出しつつ、吐かずに飲み込むこともあります。これも生き物としての習性なのでしょうか。「せっかく食ったモンを出してたまるか!」ということではないかと思っています。

吐いたものについて、私は必ず、色・におい・内容物を確認するようにしています。私が唯一、定期購読している犬専門誌「いぬのきもち」のいつだったかの特集に「こんなものを吐いたら要注意」みたいなものがありました。その内容は全く覚えていないのですが(!)、とにかく「いつもと違うものを吐いたら病院に連れて行かねばならん」ということはわかりました。

そう。犬は言葉が話せません。
だから、人間のおとうさんとおかあさんが、気を付けてあげないといけないのです。

とくに体の小さなライチのような仔は、すぐに弱ってしまうらしい。
さらに動物だから、弱みを見せないようにしているらしい。

吐いたり、下痢をしたり、元気がない、くらいの出来事でも、日常にしてしまってはならないのだ!と、人間のおかあさんとして気を引き締めた今日の私でした。

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