2012-08-01

オペレーショナリズム(operationalism, 操作可能主義)


論理実証主義に立って、まずオペレーショナルな概念を立て、検証可能な仮説から演繹した予定を事実によって検証することによって、理論を構築していく方法をさす。

たとえば、「酸は、それに青いリトマス試験紙を浸せば、試験紙が赤色になる」という定義を下すことができればオペレーショナルな概念となる。実験的な操作によって定義を検証できるような概念をいう。

これにたいして、「万有引力は自然の親和力である」という抽象的な定義は、オペレーショナルな概念とはいえないのである。


占部都美. (1969). 『企業の意思決定論』 (p. 23).

■操作主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%93%8D%E4%BD%9C%E4%B8%BB%E7%BE%A9

■Operationalism
http://plato.stanford.edu/entries/operationalism/
http://en.wikipedia.org/wiki/Operationalization

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