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本を読む速度はそれほど遅くはないほうだと、自分では思っています。
しかし、これが英語となると「遅っ!」。一気にペースダウンします。相変わらず英語が得意ではない私。当たり前といえば当たり前なのですが、読むことは好きなので「どうにか英語だって速く読むことができるようにならないか」と思っていました。
そんな私をサポートしてくれるアプリがありました!
Outread - Speed Reader for iPhone and iPad
↑サイトに飛ぶと、使用イメージの動画をみることができます。
iTuneのサイトはコチラ。
Instapaper、Pocket、Readabilityなどの「あとで読む系」のアプリと連携しているので、簡単にリーディングリストが作れます。
Create your reading list
You can add text documents, websites, or sync your articles from Instapaper*, Pocket andReadability. Everything is saved locally for offline reading.
記事リストの中から記事を選んで、
プレイボタン(▶︎)を押すと、ハイライト(画像だと黄色のところ)がテンポよく移動します。ユーザーはこのハイライトに合わせて目を動かすという仕組みです。
「テンポよく移動」ところのテンポ(=読む速度)は変更ができます。
「一法律学徒の英語と読書な日々」というサイトによれば、「英語読解の速度を決める要因としては、知識的要因と技能的要因」があるそうです。そりゃそうだ。また、3つの壁として「読み返し」「subvocalizing」「きちんと読みすぎること」をあげています。
ということは、読み返しをせず、心の中での音読をやめ、きちんと読みすぎなければ速くなる。さらには、日本語のようにブロックで把握できればもっと速く読める、ということか!
しかし、身に付いた読書の癖は、そうそうは抜けないものです。これを機械の力でサポートしてくれるアプリがこのOutreadです。
お値段は$4.99(500円 2014年3月現在)と決してお安いものではありません。しかし、ダウンロードしてからほぼ毎日使っていること、英語記事を読むモチベーションのひとつとなっていること(ゲームっぽくって面白い)、ちょっとだけ読むのが速くなったなと感じることを考えれば、購入して良かったといえるサービスです。
ただひとつ、不便だなと感じるのは、記事をすべてインポートし終わってからでなければ利用ができないということ。たまに大量の記事をクリップしたときなどは、「待ち時間、長っ!」ということになってしまいます。これはどうにかならんのか?
別のWebサービスですが、Speederを使ってみたらもっと速く内容を把握できました。Speederは乱暴に言ってしまうとSpritzの方式(すごく単純に言ってしまうと、単語がバンバンと目に飛び込んでくる方法)を使っています。読むというより内容を把握するためには、こちらのほうがより良いのかもしれません。「たとえばE-mailなんかこんなカンジで読めちゃうYO!」とCEOの方も言っているように、メールを読むとか記事を読むとかなら良いかも。
http://www.spritzinc.com/ でデモ映像をみることができますよ〜。 |
Outreadは、これまでにあった本や記事などの形態は壊さずに「速く読む」をサポートするかんじ、Spritzはこれまでの形態はぶち壊して「把握」「理解」をサポートするカンジだなーと思いましたよ。
こういうのが進むと、脳に直接アクセスして物事を理解させちゃったりするんだろうな〜と思うと、すげーなというより怖えーなという気もします。いずれにせよ、とっても興味はあるんですけど。
未来感でてますね |